改札で交通系ICをタッチする必要はない!? その最強の仕組みを徹底解剖!!

雑記

考えてみると、最近雑記ばかりですな。。汗 

 

電気工事士の2次試験対策は、仕事との兼ね合いもあって なかなか思う様に進んでません…涙

何とか手を動かしたいのですがね…

 

おまめ
おまめ

かなと… それは言い訳だぞ!!

 

…それを言われたらそこまでなのですがね。。頑張ります、えぇ…涙

 

で、今日もまた交通系ICカードのお話になるのですが (何か最近そればっかやな。。汗)

仕事でヘトヘトになり、疲れた身体を電車で運び いざ、最寄駅の改札を”ピッ!”

と抜ける訳ですが、最近 改札を抜ける時に ふと気付いたのです…。。 

 

そう、皆んなが律儀に “IC”と書かれたパネルにカードを直接触れさせている のを。。

 

そして、疑問に思いました…

“そもそも、カードってタッチする必要あるのか?” 

交通系ICカードの自動改札のイラスト

結論から言いますと… 

 

  • 直接タッチしなくてもOK!!

 

はい、以上です!!笑

 

 

ただ、これで終わってしまっては “かなとのひらめき” ではないっ!!

 

というわけで今回は、コロナ禍にあっても通勤しないといけない

でも、なるべくなら他人の触った部分には触れたくない!!

そんな方に

  • 安心して改札を通過するための方法
  • 何でタッチしなくても通過できるのか?

 

をなるべく分かりやすくご紹介する回です。

 

そもそも交通系ICの原理って?

ICカードのイラスト

皆さん、何気なく使っているSuicaやICOCA等の 交通系ICですが

このカードって、改札を通過する時に一体どうやって情報をやり取りしてるの?? 

 

つか、そもそも電気もないカードから情報を抜き出すってどゆこと?

あー、もうヤダ!!な方が大半かと思います。。 御愁傷様です。。

 

…ご安心を!!私がシッカリ解説していきますよ。

 

カードの中身は小さなチップ!

実際にカードの中身を見てみると、物凄く小さなチップが入っています。

それはそれは小さいチップです。

ただ、こいつは “完全にカードの中に組み込まれている”ため

普段使っている時には、決して見ることは出来ません…

 

クレジットカードの様に

カードの表面に電極が設置されていて、機械に挿入した際に

カードの電極が機械側の電極に触れる事で給電する接触タイプのものではなく

無線で給電を行う 非接触タイプと呼ばれているものです。。

クレジットカードのICチップのイラスト

<接触タイプのチップ電極(イメージ)> 

 

…はい、意味不明ですよね?笑

 

 

電磁波で動作させるのだ!

改札側の、例の“IC”と書かれたパネルの内側には

電磁波を発信するリーダ アンテナ(コントロールボード)が設置されています。

 <改札のタッチ部分 内部イメージ>

 

ここに、交通系ICカードを近付けると、カード内部のコイルがその電磁波を受け

コイルに電流が生じます。

 <ICカード 内部イメージ>

 

 

 <リーダ と ICカード間のやりとり イメージ>

 

これが、一般的に言う”電磁誘導” の仕組みなのですが

この電磁誘導で生じた電流をICチップへ供給する事で

ICチップが起動し、処理を実施する事が可能になるわけです。

 

この技術を応用し、個別情報としてリーダ、カード間で情報のやり取りを行う仕組みを

専門用語でNFC(Near Field Communication)と呼びます。

 

実際にSuicaやICOCAで使われている技術は

ソニーの開発した“Felica” というNFCの一種を採用しており

近年では、スマフォにもこのFelicaが搭載された事により

モバイルSuica等のスマフォをかざすだけで改札を通過できるシステムにも応用されています。

(いわゆる、Apple Payとか、iD の様な技術もこの方式が採用されている訳ですね。)

 

何で離れてても使えるの!?

交通系ICに採用されているNFC規格は、“NFC-F” というカテゴリに該当し

技術的な詳細に関しては、ISO/IEC 18092 という規格に定められています。

※用語の補足※

 ISO:International Organization for Standardization(国際標準化機構)

 IEC:International Electrotechnical Commission(国際電気標準会議)

 

と、まぁ細かい話は置いておいて

このNFCの技術仕様に関しては

  • 通信可能距離は、20cm 以内

 

と明記されています。ほぉー、これはすごい!!

 

ですが、実際には セキュリティや、読取精度の問題があるため

10cm 程度の距離であれば、安心して使用できる… と言われています。

それでも、10cmですよ!? 小学生の ものさし位離しても、認識可能なんです。

それ位、安定して使用できる技術… という訳ですね。

 

交通系ICカードの自動改札のイラスト「開かない」 | かわいいフリー素材集 いらすとや

 <こんなに近付けなくてもいいのですよ??>

 

普段何気なく、改札で “ピッ!!” とやっている間には

  1. リーダから電磁波を送信し、カードのコイルに誘導電流が発生
  2. その電流を利用して、カード内のICチップが起動
  3. ICチップは、自らの持つ情報(個別ID、残金等)をリーダへ送信
  4. リーダがカードから送信された情報を受診

 

という、目にも留まらぬ速さでやり取りが実施されているワケです。。

データのやり取り自体は、公証で ”0.1秒以内” には完了している…とのことです。

 

なので、あれだけ急いで改札を通過しても大丈夫なんですね!

とりあえず、焦りすぎてケガしないようにね!?汗

 

そこまで分かれば…もうタッチなんてしたくないっ!!

私自身は

元々、人が触った所をベタベタ触る事に抵抗があるタイプの人間なので

“どうすれば、なるべく接触せずに日々の生活を送ることができるだろう??”

というのを至上命題として日々、熟考を重ねているワケです…笑

 

そんな中、このICカードのトピックを考え

自ら実験しながら、“あっ、これは離しても大丈夫なヤツだ!!”

という事実を発見し、現在も改札を通過する際はなるべくリーダからカードを離しています

 

人が嫌いなワケではないんです!!

ただ、ちょっと潔癖なだけなんですっ!! 許してください。。汗

 

それに、このご時勢ですし

誰が、どこで、何を触った(!?)か分からない状態で

不特定多数の方が触った場所に触れたくない…というのは至極仕方ない発想と思いますので

もし、(私と同様)通勤等でお悩みの方、是非試してみてはいかがでしょうか??

 

そんじゃ、またねー♪

 

 

 

【今日の一言】 雑記とか言いつつ、少し電気のお話も出来ました!結果オーライですね。。笑 

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