【うつ病 どうしたらいい?】 そんなに頑張らなくていいんです!②うつ発症から通院…

いつも健康!

どもっ!かなとです。

私の経験談でお送りするこのシリーズ

独りで悩んで苦しんでいる方へ、少しでも明るい光を届けられるよう

赤裸々に語って行っちゃいます。

 

※なるべく、専門的な医療知識を含まない形で実際の体験談に基づき記載しています。

 情報の取捨選択はするようにして頂けると幸いです。

 

※※前回の記事はこちら↓↓※※

 

 

先ずは、休んでしまえ!!これ本当に大事

前回、自分が廃人状態だった時に発見してくれた恩人の話をしましたが

その方は、真っ先に

私の直属上司に “休ませてあげてくれ!” と伝えてくれました。

 

それは、シンプルに私自身が

“自分から、休ませてくれ!” なんて言える状態じゃない事を悟ったから…

だそうです。

これ、後日談なのですが

端から見てても相当ヤバそうだった上に

仕事も山積みで、到底休めそうじゃない時期でもあったため

このまま働き続けると… 最悪の状態も考えたそうです。。うーん、怖い。

 

結局、シンプルですが

こういう状態に陥りやすい人間って

“根本的に、真面目” なんですよ!

 

…今、さらっと自らも “真面目” に分類しましたよ?汗

そう、自分では真面目な自覚は無いのですが

性格的に

  • どんな事にも真摯に向きあう
  • 完璧にこなさないと、気持ちが悪い

 

そんな風に感じる方は

何でもちゃんとやらないと気が済まなかったり

自分の決めたことに反する行動をしたくない!

 

と心のどこかでいつも感じているので

仕事に於いても、休むことに対しても

今、自分が必死に向きあって達成してもいないのに、休めない!

とか考えてしまうのです…。。 

 

本当に、何かに縋るように

しんどいのに毎日会社へ行って

更に精神を疲弊させて帰宅する毎日… 一体何の意味があったんでしょうね?

 

直属の上司は、私の状態を知り

気付いてあげられなくて…申し訳ない。” と謝ってきたのですが

自分としては、こんな状態になってしまった事自体

自らが弱かったから… という自責の念に苛まれていたので

申し訳ないですが、何も感じる事が出来ませんでした。。

 

とにかく、先ずは1週間休んで

仕事の事も何も考えずに、ただ休みなさい! と言われました。

 

…何だか、不思議な感覚に苛まれました。

  • 果てなく忙しかった日々が、急に”無” になった虚無感
  • 急に仕事を失った事による危機感

 

様々な想いが頭の中をめぐり

帰りの電車の中、たった一駅を走った電車が

1時間も掛かって次の駅へ到着した様な…

 

自分だけ、取り残されたかのような錯覚を覚えたのでした。

 

もう、こんな状態まで陥る位なら

本当に“がむしゃらスイッチ” をOFFにするタイミングを決めてスパっと休んでしまう!

絶対に大事ですよね。

 

有給、使ってしまったらいいんです! 使うためにあるんだから。

使えないんです…って、そんな会社ブラック過ぎますから。。

  

善は急げ! いざ心療内科へ

急遽決まった療養期間でしたが

最初の2、3日間程度は

家でジーっと、何もする事無く(むしろ、することが出来ず)

ただただ時間が過ぎていく…そんな毎日を過ごしていました。

 

ただ、恩人の方が伝えてくれた

病院だけは、絶対に行ってきなさい!早めにね?

という言葉が、ずっと頭に引っかかっていたため

3日目位に、ようやく心療内科を探し始める事にしました。

 

この状態の人からすると、相当頑張った方だと思います。

何せ、何をやろうとしても全然やる気が出ないんですから…

 

私の住む地域で、行ける選択肢は2つ

  • 家から最も近く、評判の良い A院
  • 家から少し離れていて、評判はそこそこの B院

 

さぁ、どこが正解でしょう??

 

  

…分かるワケないですよね。。

こればかりは、行ってみないと分からない、というわけで

順番に電話してみる事に!

 

A院は、ネットで調べてみると近くて評判も良かったので

なるべくここに行きたい…と思っていたのですが 残念!!

 

初診でも、まさかの3か月待ち…

 

…こういう事、結構あるみたいです。

特に、評判も良くて駅からの立地がいい所であれば尚更です。。

 

さすがに3か月も待ったら、廃人化が加速するため

少し遠いけど、B院に電話をしてみることに…

 

…何とか、予約確保!

ただし、受診できるのは 2日後。。

まぁ、療養期間中に1回でも受診しておけば

折角休ませてくれた方々にも顔向けできるだろう…

という、少し捻くれた気持ちを抱きながら、いざ受診。

 

到着したB院でのメニューは 

  1. 記述式の精神状態診断
  2. 心理カウンセラのヒアリング
  3. 主治医の診察

の順番で実施されました。

 

1.記述式の精神状態診断

自らの現在の状態を

0点~4点 の5段階 で採点していく形式(だった?と思う)

質問数は覚えていませんが、20問程度はあったかな?

 

全ての点数の合計点の合致するレベルが

回答者の現在の精神的状態 = 病状 で判断されるものです。

 

2.心理カウンセラのヒアリング

およそ30分程度ですが

  • 生い立ちと、やってきた事
  • 現在の家族構成・家庭の状態
  • 仕事の負荷・労働環境

 

大きくは、この辺りのトピックをヒアリングされます。

 

流石、カウンセラですね…聞き出し方が上手です。

 

人にもよるのでしょうが

話すつもりは無かった事までも、ついつい話してしまうんです。。

  

今、私自身もここでは敢えて書くことは控えている内容も

話さざるを得ない状態に持って行かれてしまいました。。

…涙なくしては語れない内容です。(時が来れば、話せるかもしれませんが。。)

 

このヒアリング内容と、先ほどの診断結果を基に

主治医の診断を受ける事になります。

 

3.主治医の診察

私の担当となった先生は

比較的若い、割とドライな方でした。

これも結構人によるのかもしれませんが

“もっと、親身になって話を聞いてくれる先生がいい!” という方もいらっしゃるかと思います。

 

私自身も、初診の際は

あれ?何か思ってたよりも つけ離す感じの対応なんだな…

と感じるくらいでしたが

恐らく、あれは先生としては “依存せず、ゆっくりでいいから快方に向かって欲しい

という “優しさ” だったのかな?と、今は感じています。

 

 

うぅーん…中等症のうつ でしょうね。

 

この時、自らが初めて “うつ” であることを告げられたのでした。

何とも言えない、歯がゆい感覚。。

 

取り敢えず、最初は薬が合うか分からないけど

 毎日ちゃんと飲み続けて様子を見ていきましょうか!

 ちゃんと1週間おきに通院してください。

 

と、告げられ帰宅。。

 

先ずは、自らがどういう状態になっているのかが分かっただけでも良かった…

 

…と言っていいものか分かりませんが

とにかく、この日から 

“うつ” という見えない存在と戦い続ける日々が始まったのでした。。

 

カミングアウトは正直に!

私は、妻と2人の子供、1匹のワンちゃんを守る

大黒柱でもあります。

(というか、給料も給料なので、2馬力で頑張っています。現在進行形。。)

 

 

そんな毎日必死な状態の中

1馬力に該当する私が、まさかの “うつ” に…

 

先ずは罪悪感に苛まれたのは言うまでもありません。。

 

妻に、これから全責任を託すなんて…

男として何て弱い存在なんだ。。

(と、ここでもまた少し面倒なほど真面目な一面が垣間見えるのですが。。汗)

 

ずっと、情熱を持って働き続けていた自分が

熱量も無く、ただ家で何もせずにボォーっと過ごしている現状

妻も相当ストレスが溜まっていたのは明白です。。

 

ただ、隠していても解決する問題でもないため

妻が仕事から帰宅後、恐る恐る診断結果を伝える事にしました。

 

当然ですが

隠したかったわけではないんです…

 

ただ、本当に怖かったというのが正直な気持です。

 

事実を伝える事で、この先の関係性がどうなっていくのか…とか

見えない不安で、逃げ出したかった気持ちは事実です。

 

 

『実は… うつ って診断されたんだ。。』

 

 

…次回、妻の放った一言とは?? 

そして、本格的な治療が開始されます!! 乞うご期待。。 

 

  

【今日の一言】 身近な方の理解、本当に大事です…

       そして、自分に正直になる事も。

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